排泄介助・おむつ交換(臭いが不安)

介護未経験~排泄介助・おむつ交換【うんちの臭いが不安だが大丈夫か?】

介護初心者、未経験の方であれば、オムツ交換なんか自分に出来るか?大丈夫か?

と心配ばかりしてなかなか踏み出せない方も多いでしょう。ただ、
私は経験上、大丈夫と言いたいです。後でも説明しますが、”鼻が慣れる”という現象が起きます。

介護の仕事をしてみたいけど!うんことか処理しなければいけないし、こんな仕事ほんとに務まるのか?って。実は私も介護業界に入るまではそう思ってました。

子供の尿便の処理をしているという人は、少しは抵抗はないでしょうが、やはり介護と切っても切れない関係にあるのが、おむつ交換です。

私も介護の仕事をするにあたって、やはり言ってしまえば、糞尿の処理が出来るだろうか?臭いもすごいのだろうな!などと勝手に妄想を膨らませてました。
・おむつ交換、うんちの臭いが大丈夫になってくる理由とは?
実際やってみると慣れというものは怖いもので、臭いにもなれてくるというか、毎日やっているとあたりまえになってきます。

私ははじめはデイサービスで働いていたので、お風呂にご老人を入れている時なんかは、うんこは、そりゃもう日常茶飯事で出ます。うんこ祭りの時なんてざらです。

ただ、これが一時その場にいると鼻が慣れてくるんですよね。例えばこれが、外からこの場所にいきなり入ってきたのであれば、だいぶ臭いと思うかもしれません。ただ、その場に長くいる。これが臭い慣れの大事な要素と思います。

これは、例えば、入居者のお部屋でもそれがあてはまります。お部屋でおむつ交換をする際に、大量の排便(うんこ)をしていても、そこに一時いれば、鼻がこれまた同じように慣れてきます。

外から入ってきたら「臭い!」と思うでしょうが、やはりそこに居続けることで、うんちと一体化するとでもいいましょうか!大丈夫になってくるのです。まあそれでも、絶対だめ。という人はいるでしょうけど。

 

・実際に現場の空気を味わってみる。そのやり方。
ただ、この「臭い」の部分で介護業界に入るのを、迷っている。躊躇しているのであれば、この慣れがありますので、思い切って飛び込んでみるのもいいと思います。
ただ、いきなり就職して働いてみろ!と言われても心の準備というものも必要でしょう。まずは、現場をちょっと覗いてみたい。体感してみたいという方もおおいでしょう。
2013年に創設された介護に入るための登竜門の資格である、介護職員初任者研修ですが、これが出来るまでは、ホームヘルパー2級という名称でした。

この資格の頃は、30時間の実習というのが、カリキュラムの内容にありましたので、その中で実際、デイサービスに行ったり、グループホーム、特別養護老人ホームに行ったりと自分で希望を出して行くことが出来ました。

そして、おじいさんおばあさんと職員がどう接しているのか?

さらに、トイレをどのようにしているのか?など空気を感じことができました。
実際にトイレに一緒に行くということはなかったですが、入浴の着替えやシャンプー後のドライヤーはさせてもらいました。トイレも希望すればさせてもらえることもできたと思います。

なので、私的には、この実習制度というのは、”肌で体感できる”という部分ではとてもありがたいものでした。

ただ、今は、介護職員初任者研修というものに変わり、実習は無くなっています。

なので、未経験の方が介護の現場、トイレの現場を体験するとすれば
ボランティアを探してみるのもいいでしょう。これは、近くの施設などに連絡すれば受け入れてくれるかもしれません。

もう一つは、派遣、紹介予定派遣という仕組みを利用することです。

働いてみて合わなかったすぐ辞めるというのは、会社側ももちろんですが、自分の経歴も汚してしまうことになります。

そこで、派遣社員や紹介予定派遣という働き方をすれば、まずお試し感覚で仕事をすることができますので、オススメです。