介護未経験で、無資格の人にとって、介護の業界には興味はあるけど、いきなり正社員というのも難しいだろうし、資格をとってからがいいだろうけど無駄になったら嫌だし・・・。と思っている方もいるでしょう。
そういう方はまず、派遣から試してみるといいと思います。派遣はもし、入った会社が嫌なら、違うとこにもいけますし、気に入れば直雇用になることも可能です。
・そもそも無資格で介護の求人はあるのか?
無資格でも、介護職員初任者研修の資格取得支援をしてくれる派遣会社や人材紹介会社、また直接雇用でも会社が資格取得を支援してくれるところは存在します。
・なぜ無資格で入りたいのか?
では、なぜ無資格で介護をしたいのか?というと、大半の人が、資格を取るには結構なお金がかかるし、もし資格取得をして、いざ仕事をやり始めたはいいが、自分の想像とは違って合ってなかった時のことを考えると、お金も時間も無駄になるし、踏み切れないという考えが浮かんでくることでしょう。
自分に合うかどうかはほんとにやってみないとわかりません。
・無資格では出来ない仕事はある?
出来ない仕事としては、訪問介護という仕事の身体介護。というができません。(※ちなみに、介護職員初任者研修の修了者であれば可能になります。)
これは、体に触れる、さわるサービスになります。排泄介助(おむつ交換)であったり、入浴介助であったりです。
ただ、それ以外の特養やデイサービス、有料老人ホームなどで行う、排泄介助や入浴介助は無資格でも出来てしまいます。なんかちょっとややこしいですよね。
・無資格でも飛び込んでみればいい!!
介護職員初任者研修では、カリキュラムの中に、介護の基本、介護コミュニケーション技術、認知症の理解など(まだまだいろいろありますが)こういった講義を130時間受けることになります。
認知症にもいろんな症状があって、時にはかなり罵倒されることだってあります。
そんな時にこれは認知症の症状なんだな~と一歩引いた目線で見えるような思考が身につきますので、心の負担という部分でも、やはりこの資格を終えた人と、まったくの素人では、そのスタートの時点でかなり差がついていると言えるでしょう。
ただ、そうはいっても、お金をかけたくないとういう人は、まず実際現場に飛び込んでみて決めてみてもいいでしょう。そこでやっていけそうだとなって、資格をとってみてもいいでしょう。
・しつこいようですが、無資格なら派遣でスタートがおすすめです。
無資格でチャレンジするのであれば、やはり派遣でお試し感覚でやってみるのもいいでしょう。
いざバイトでも正社員でも入ってしまえば、なかなか辞めにくいです。派遣であれば、期間が来ればどうするかの選択肢がもてますので、心の余裕も生まれます。
もし自分にあっていれば、そこで正式に雇ってもらえないかを相談すればいいし、だめなら紹介予定派遣という手もあります。
また、介護職員初任者研修の資格取得支援をしてくれる会社もあるので、ぜひ派遣、人材紹介会社はおすすめです。